適当日記

適当に書いている日記です。

同人ゲーム感想

 ゆにっとちーず様の『ご主人さまにあ』をプレイしました。せっかくだから感想を羅列してみようと思います。プレイした人にしかわからないような内容になるけれども。

 

 このゲームのジャンルは、公式いわく人生蹂躙ノベルらしいです。そのジャンル名に偽りのない内容だったように思います。

 このようなジャンル名と、実際のゲームの内容により、みつ希をはじめとした登場人物たちの人生を、覗き見るというかたちで蹂躙してしまったのだということを、強く感じさせられました。

 極端な話、この作品に限らず、物語なんてものは、読むことで登場人物を蹂躙することになるとは思うのですが、この作品はとくに、「自分は己の娯楽のために、登場人物らを食い物にしている」ということを強く意識させられます。

 フィクションなんだから実在人物に対してそのような仕打ちをしているわけではないといっても、やはり思うところはある。

 そもそも私は、ノンフィクションであろうと関係なく、自分の欲望のままに他者の暴かれた人生を視姦しているのではないだろうか……そもそも、そんなことをしたことのない人間なんていないんじゃないか……? たとえば世界史だとか日本史だとか、国語だとかの学校教育でも、似たようなことをしているのだし……偉人や文豪の人生を詳らかにするというような。

 と、いうように、こんなことをぐるぐると考えるはめになりました。

 

 ゲームのなかに、「屍奪鬼」(べつに人外というわけではないです。みつ希のモノローグでこのように呼ばれていました)という男が出てきます。この男は、私のような、登場人物の不幸な話が大好きなプレイヤーの権化のような人間です。

 不幸な女の子の話が大好きで、それが高じて自殺した女の子の遺書を集めることを趣味とした、どうしようもない人間です。しかし自分のそのどうしようもなさを理解している、ある意味では理性的な人間です。

 作中では「屍奪鬼」のどうしようもなさを存分に描写しておきながら、しかし断罪されるわけでもなく、みつ希と(言ってしまえば)共存しています。(6/27途中)

 

 途中で切れていたのを見つけたので供養。(8/26)

 

『装甲悪鬼村正』感想 その1

 以前体験版をプレイして以来放置していたこのゲームを7月末くらいから始めて、やらない期間を挟みつつも、ここ数日は一日何時間も費やし、どうにか全ルート終了。まだ回収していない回想はあるけれどひとまずこれで一段落。とても長い作品でした。正確には計ってはいないが、体感では100時間くらいプレイしていたような気もしてくる。実際は50時間以上70時間以下くらいだと思う。
 共通部分を通ってから、英雄編、復讐編、魔王編、最後の悪鬼編まで終わらせたわけだけど、ほぼ全部終わらせたのはつい昨日のことというのもあり、この作品への評価というか、最終的な結論、感想などは未だに決めかねている。全体的にすごく手がかけられているし、シナリオもよくできているから、客観的には名作と呼べるものだとは判断できる。ただ、人によっては好みが分かれる作品ではあった。私個人としては、いまのところは好きな作品である。物語や登場人物に筋が通ってて、でも通り過ぎてて、それでどうしようもなくなることが多いのが、うまく言えないが愛おしい。雪車町いわくの、真面目に生きている人間?(ちょっとうろ覚えかも)がたくさんいるのがいい。
 戦が身近な世界観だからこそなのか、登場人物に頑固なやつが多いんだよなあ。もっと自分に甘く、柔らかく生きていけたら楽だろうに、悩んで考え続けて意地に囚われて。主人公とヒロインである湊斗景明と一条、香奈枝さんなんて、特にその傾向が強かった気がする。

 『装甲悪鬼村正』とは、今は亡きアニヲタwikiの項目で出会った、はず。たしか中学生か高校生くらいの頃に。当時はテイルズオブ大辞典でキャラクターや声優のネタ項目を見たり(そういえばDies iraeは、このサイトの鳥海さんの項目で存在を知った気がする)、クソゲーまとめwikiの解説を読んだり、アニヲタwikiのいろいろな項目を見たりするのが趣味だったなあ。思えばなんとも生産性のないというか、しょうもない趣味だったと思うけど、当時はそれがすごく楽しかった。まあ、たぶん今やっても楽しいけど。
 あとはアルカディア小説家になろうで俺TUEE系の作品を読んだり、アビスのパーティ厳しめ作品を読んだり、冬木ちゃんねるをいけないと思いつつも読み耽ったり…本当に、わりとどうしようもない青春を送っていた気がする。でも友達は今よりもいたなあ。
 ともかく、『装甲悪鬼村正』の存在自体は、すくなくとも五年前くらいには知っていた。とはいえエロゲ―だから、実際にプレイできる年齢になったのは三年前くらい。高校時代からやりたいやりたいと思いつつも、結局この年まで手をつけることはなかったという作品。(ほかにもそういう作品は結構あったりする。『CROSS✝CHANNEL』だとか、『CARNIVAL』だとか、『斬魔大聖デモンベイン』だとか、いろいろ。『神咒神威神楽』も数年単位で積んでるなあ…)
 さらに言うと、我慢のきかない性質もあって、プレイする前からネットでいろいろ調べたり感想を見たりしていたせいで、展開や設定についてのネタバレは概ね知っていた。そのせいで、あるいはそのおかげで、本編のいろいろとショッキングな展開についてはそんなに衝撃を受けることはなかった。クリアした今にして思えば、前知識なしでやって、頭を抱えてみたかった気がしなくもない。(プレイする前にツイッターとかネットとか2ちゃんとかで感想やらを調べちゃうのも、悪い癖だよなあ。ツイッターに至っては中毒気味だし。これから直したくはある)

 と、そんなこんなで、何年も前から気になっていた『装甲悪鬼村正』を、今夏どうにかコンプリートではなくともクリアしたので、以下シナリオだったりキャラクターだったりの感想。


第一編 鮮紅騎
 この編をプレイしたのはもう何ヶ月も前だったと思う。たしかパソコンを新しく買う前だから、すくなくとも6月末以前。下手したら去年だったかもしれない。とりあえず、それくらいのうろ覚えな記憶で感想を綴っていく。
 例によって、この編の内容は概ね知っていたから、結構冷静でいられた。といっても実際にプレイしてみると、案の定やるせない気分にはなった。
 何がつらいって、雄飛と小夏と忠保の日常や友情の描写が丁寧なところ。奇抜なところはたいしてないけど、普通の感性をしていれば彼らに好感を持っちゃうような、言ってみれば微笑ましくもある描写。さらに、駅前に現れた謎の辻占いのお姉さんとの一幕だとか、忠保の雄飛の将来についての言及(おまえきっとすごいやつになるぜ!みたいな感じの)だとかが、新田雄飛の主人公っぽさに拍車をかけている。たぶんこの子が主人公でも面白いゲームになっただろうなあと思わせるくらいにはいいキャラしてた。
 でも結局死んでしまった。忠保でもなく小夏でもなく、雄飛が死んでしまった。あんな絶望的な状況でも、絶望ではなく友が汚された怒りを抱くことができるほど強い少年が、この少年がいればまだなんとかなる、まだ大丈夫だと思わされるような少年が死んでしまった。あるいはのちに忠保が言うように、だからこそ死んでしまったのか。
 とにもかくにも、新田雄飛という少年が死んでしまった事実は、後々の物語でも大きな意味を持つことになる。良くも悪くも(といいつつも、良くも、のパターンは未だ私のなかではみつかっていないけれども)。
 あ、新田雄飛少年の死に気を取られがちだけども、いちおうここで主人公、ライバル(?)、ヒロイン二人が顔見せしてたな(当たり前といえば当たり前)。


 力尽きたので今回はここまで。

結局

 結局現時点でまともな人間になれていない。

 今日、面接二つもあるのに、寝なきゃいけないのに、寝られない。

 今日から死ぬ気で頑張る。一日8時間は必ず就活をする。面接練習は入れられるだけ入れる。恥も外聞もない。まだまだ落ちるところはあるけれど、ここで踏ん張るべきだ。今現在。

 まず春雨を食べたら寝る努力をする。

 羊を数えるなりなんなり。3時までに寝る。

 面接のときは諦めない。自分にしらけたりしない。御社に入りたいって気持ちを出す。御社の役に立つ人間ですってアピールする。なるべくそんなに馬鹿だと思われないようにする。

 あと、ク●って安易に言わない。考えない。私はちゃんと人間だ、まだ致命的なことは何もやっていない。これから頑張ればどうにでもなる。あとは頑張ることを頑張るだけ。

 むしろここから挽回できたらとてもすごいではないか。

 

 とりあえず、春雨を食べよう。

 

 

追伸、

 まずは今日一日、死ぬ気で頑張る。

 また、一日のうち就活にかけた時間をカウントする。

お題「新しく始めたいこと」

今週のお題「新しく始めたいこと」

 

 正確には、「新しく始めたいこと」ではなく、「新しく始めるべきこと」「新しく始めなければいけないこと」。

 たくさんある。

 パッと思いついたのが、自己分析、もとい履歴書、エントリーシート、面接でのネタ探し。何ヶ月も逃げ続けてきて、いまやもう就活解禁間近。さすがに始まるべきだ。

 しかしいかんせんやる気がでない。一生においてとても重要な分岐点であるにも関わらず、まったく、これっぽっちも、やる気がでない。インターンシップで忙しい、などというのは言い訳にもならない。今すぐにでも始めるべきである。

 だがやはりやる気がでない。いや、もっと言うならば自分と向き合うのが怖いのかもしれない。いままで散々、そして現在進行系で時間を無駄にしまくっている自分の人生を振り返るのが恐ろしいのだ。何もないどころではない。汚点だらけの人生だ。

 ……現実的なことを考えよう。

 自己分析。手始めに何をするか。

 まず大学で学んできたことを書き記してみるのはどうか。成績証明書を見たり、作品を見たりして。授業の資料を見るのもかなり効果的だろうが、そこまでやることはおそらくない。怠け者ゆえ。

 このひとつだけでも、だいぶ進歩はするのでは。大学でしてきた勉強を説明するのにも役に立つし。

 ということで、「新しく始めたいこと」は、「大学でしてきた勉強を振り返る」。

 …………始められるといいな……。

草も生える

 前回の記事からぎりぎり二ヶ月経たないくらい。自分の物臭さに草が生える。そんなんだから自己PRも学生時代力を注いだことも書けないんだよ。

 授業の課題も出来ていない、就職活動の課題も出来ていない、加えて期限は明日まで。ピンチ。まぁクオリティはともかくなんだかんだで明日までには仕上げられそうな気はするが。

 就職活動は、もういっそ「恥の多い人生を送ってきました。私には何も誇れるようなものはありはしません。」とでも書いて出してしまおうか。人間失格は読んだことはないが……今読んでしまうともっと酷いことになるのだろう。

 他己分析なんてものも、人に酷評されるのが恐ろしいあまり仲の良い友人などにしか頼めていない。多分それらの人たちも、遠慮して回答している可能性が高い。

 

 大学に入ってから2年半ほど経つけれども、2年半かけて自尊心を少しずつ崩されていっているような気がしてならない。印象に残っているのは悪い事ばかりだ。……本当にこの2年半、何をやっていたんだろう、自分。

 今まで遭った出来事に関して、未だに被害者意識が捨てきれない。あのとき、もう一人くらいまともな人が、倫理観がちゃんとしている人が、いてくれたらと度々思う。どうして同学年に限ってろくな人間がいないのだろう。私自身がろくな人間じゃないからか。一度私を含めそういうのを一箇所に集めて爆破するのが世のためなのかもしれない。死ぬのはとても嫌だけれど。

 というより、私も私で、何故かまともそうな人に話しかけるのが怖い。少なくともその時点ではおかしい部分がない人に、なかなかアプローチをかけられない。実は周りにクズしかいない現状に喜んでいるということなのか? いや、今はもうクズすら周りにいないが。

 好意的に解釈するならば、自分に自信がないあまり、自分よりちゃんとしてそうな人に話しかけるのは失礼だと感じているとか。……そんな殊勝なタマでもないな。

 やっぱり単純に未だに自分から人に接していくのが怖いだけだろう。二十歳過ぎのくせに情けない限りだ。こんな人間に誇れるものが何もないのも当然だ。

 

 ひたすら便所の落書きめいたことを書いていったが、それなりに達成感がある。ツイッターとはまた違った感覚だ。本当に、負の自己PRならいくらでも書けるのにな。

これはひどい

 正直、すぐに挫折するだろうとは思っていましたが、書いた記事が10もいかないうちに2ヶ月近く放置とは、我がことながら本当に継続力がなさすぎる。こんな自分とは20年以上の付き合いですので、悲しいことに驚くことはありませんでしたが。むしろちゃんと再開しただけまだマシと言えますね。

 とりあえず近況について。夏休みが終わりました。イコール学校が始まりました。授業はそれなりに楽しみだったりします。就活はしたくないです、労せずして満足できる会社に就職したい。

 

 それと、どうしてもネタバレを見てしまう前にやりたいゲームがあったので、PSVitaを購入しました。タイトルは『悠久のティアブレイド』、いわゆる乙女ゲームです。発売前から人型兵器が出てくるところや世界観が気になっていて、ストーリーも凝ってそうだったので、思い切って。Vitaには他にも欲しいゲームはありましたし。

 それで、つい昨日クリア(トロフィーコンプ)しました。感想としては、まず全体的によく纏まっている作品だと思いました。一部涙ぐんでしまうシーンもありましたし、設定などに粗はあれど、キャラクターが著しく崩壊することはなかったので、全体を通して楽しめました。恋愛要素は多分薄かったでしょうが、正直恋愛は大して重視していなかったので気にならなかったです。

 ただ、周回する際にひたすら既読スキップを待つ時間があり、その間にちょっと気分が冷めてしまうことも。なんとなく展開を把握できるというメリットもありはしますが。オトメイトの作品は選択肢までスキップみたいなものがないですからね……(TAKUYO作品はだいたいあった気がする)。

 ストーリーが面白いと感じたのは、1周目だったのもありシュドルートでした。圧倒的メインヒーロー感がありましたね。他ルートでも彼はそうですが。

 もしファンディスクが出るとしたら、アルカディアの掘り下げが欲しいですね。というより、全体的な世界観やキャラクターの補足が欲しいです。もしくは設定資料集を出して欲しい。限定版、買っておけば良かった……。

 ともかく、具体的な感想は書いていませんが、個人的には買って良かったと思っています。自分の中での及第点は超えていますね。期待した通りかというと、期待値がちょっと高かったのかも、という感じ。もしくは期待するベクトルがおかしかった。

 

 と、だいたいこんなものでしょうか。……1000文字超えってもしかしてこれがはじめてですかね?

 

 

葉月

 8月になりました。たぶん前の記事から1週間前後経っているのでは。……もう週1投稿でいいかと思っています。思いの外つまらない日々を送っているし。

 やろうやろうと思ってもなかなかできないことばかりです。だいたい寝転がってスマートフォンを弄っています。座り続ける気力さえ出ない……とても座り心地のよい、寝ているような感覚さえする座椅子でも買うべきでしょうか。ソファを置けるような家でもないし。

 しかしエアコンがないと生きていける気がしませんね。外出なんて以ての外。まぁ用事やらバイトやらでほぼ毎日しているんですけどね。バイト減らしたいです。お金よりもだらだらする時間がもっと欲しいです。

 そういえば、Amazonプライムビデオでインドの『きっと、うまくいく』という映画を観ました。私などでは語ることができないようないろいろな要素が詰まった作品でした。知識のある人が観ると沢山の発見があるとは思いますが、知識がなくても一度は観てみると良い映画だと思います。

 それではこんなところで。またいつか気が向いたら。

 

追記:

 そういえば『甲鉄城のカバネリ』も一気に観ました。面白かったです。